アメリカのドルの動きを予測するために重要な経済統計がある。一つ目は、雇用統計だ。特に注目すべきなのが非農業部門の雇用者の増減だ。アメリカのGDPの6割程度が個人消費によるもののため、非常に重要な統計なのだ。一般的には15万人増加で景気が上向きと判断される。次に注目すべきなのは、ISM指数である。これは、アメリカの製造業景気指数のことであある。中立の基準を50とし、それより高ければ景気が上向きと判断される。小売売上高も注目だ。前述した通り、アメリカのGDPの大部分は個人消費であり、前月より高いと、好景気と判断され、ドル高になる傾向が高い。この三つ以外にも実質GDP(国内総生産)、PPI(生産者物価指数)とCPI(消費者物価指数)も注意しておくと良い。